独自ドメイン取得する前に、契約するレンタルサーバーを前もって決めておきましょう。
一般的に独自ドメインよりレンタルサーバーの方が料金が高く、レンタルサーバー事業者によってはドメインが無料で付いていたり、ドメインとセットで割引があったり、ドメインとサーバーを連携する設定が簡略化されたり、簡単だったりする場合があるからです。できるなら同じ会社で一本化した方が管理も簡単になります。
ドメインの取得方法には主に次の2パターンになります。
1.レンタルサーバーとドメイン取得サービスを別会社で取得する
2.レンタルサーバーのドメイン取得サービスで同時契約する
レンタルサーバーとドメイン取得サービスを別会社で取得する
- 料金は安くなる傾向、ドメインの機能も充実
- ドメインやサーバーの設定が複雑になる
- トラブル時など問い合わせはそれぞれの会社にしなくてはならない
ドメイン専門の事業者で取得する場合、ドメインの料金は安いが、ドメインとサーバーの連携など管理が複雑になります。また、ドメイン専門の事業者の方がWHOIS情報公開やDNSサーバーなどの機能が充実している場合が多いです。
レンタルサーバーは自分に合ったものを選ぶことができますし、契約後にレンタルサーバーに不満が出た場合、レンタルサーバーだけを乗り換えればよいところもメリットです。
個人で利用する場合や、自分でドメインの設定ができる方は、レンタルサーバーとドメイン取得サービスは別会社で取得するのがおススメです。
デメリットは、会社が分かれているので、トラブルが発生した時、それぞれの会社に問い合わせなくてはならない場合があることです。
レンタルサーバーのドメイン取得サービスで同時契約する
- 料金は高くなる傾向
- ドメインやサーバーの設定が簡略化されたり簡単
- 管理が一本化、同じ会社でサポートを受けることができる
レンタルサーバー会社が提供しているドメイン取得サービスを利用する場合、キャンペーンなどの値引きがある場合がありますが、料金は高くなる傾向があります。法人向けのレンタルサーバーではWHOIS情報の非公開に対応していないことや、DNSサーバーは別料金だったりすることがあります。とはいえ、設定が簡単ですし、トラブルが発生した時にも、ドメインもサーバーも同じ窓口でサポートを受けることができるはずです。
ただし、契約後に不満がでた場合、ドメインとサーバーの両方を乗り換えることになりますが、その手続きは複雑で、設定作業も時間のかかるものになります。
会社で利用する場合や、自分でドメインの設定を行うことが難し時は、レンタルサーバーのドメイン取得サービス を利用するのがおススメです。
独自ドメインを取得する前に、レンタルサーバーを決めてからドメインを取得をしましょう。